› daiyuuのとある日 › イベント

2019年04月23日

タイムカプセルOPEN DAY

2019年3月30~31日

今から5年前の2014年3月31日、朽木いきものふれあいの里が閉館。
その最後のイベント「森のお別れ会」で埋めたタイムカプセル・・

ついにオープンする日がやって来ました!

その前日、懐かしい「森の仲間」と前夜祭です!

会場はもちろん平井バンガロー!
3棟貸し切り。

しかーし、この日はあいにくの雨・・
しかも冬型の気圧配置でめっちゃ寒い!
これって、5年前と同じちゃう??
てか、明日の本番はどうなるんやろ・・

このタイムカプセルオープンイベント、晴れバージョンと雨バージョンの二通りで計画してました。
「晴れ」はもちろんふれあいの里の森でイベント実施。
しかし「雨」の場合は事前にタイムカプセルを掘り起し、会場は公民館となります。
「晴れ」でいくか「雨」でいくか、その決断はこの日の16時。
天気予報は・・
今夜は雨のち曇り。
明日は曇り・・
朽木の場合、雨が降ったりやんだりの天気になりそう・・

とりあえずタープとブルーシートで雨を防ぎます。

そしてふれあいの里跡地へ下見に。

懐かしい森・・

さぁ、雨バージョンでいくなら今から掘らなければいけませんが・・
明日、雨は降らんやろ・・
「晴れ」でいけるやろ・・
もちろん確信は無いですがね、「晴れ」でいこう!
みんなそんな思いでしたよ。

そんなわけでイベント時、観察用のアカハライモリを捕獲しに。

おぉ~ いっぱいおる。

あっという間にゲット!

さぁ、バンガローに戻り、大人チームはBBQの準備です。
そこへみうらのおっちゃんが登場。

鯖寿司とお酒の差し入れ!
いつもありがとうございます!

そして子どもチームは明日の準備のお手伝い。

外は相変わらず雨。
再度明日の天気予報を見ると、やはり曇りでしたが晴れ間も出そうとのこと。
これで晴れバージョンは確定。
おもいっきりBBQを楽しみます!

さぁ、まだ全員そろってませんが~

一回目の乾杯です!
いやぁ~ ウマイっすわ~

子どもチームが中心になって焼いてくれます。
5年前なら考えられないですよね~

あらためて子どもたちの成長を実感しましたよ。
二回目、三回目の乾杯!
めっちゃ盛り上がりましたね~
雨もいつの間にやらやんでましたよ。

そして焚火タイム!
やっぱりイイっすね~ 焚火って。

子どもチームは部屋に入り、子どもタイムですか・・
そして大人チームは・・

焚火を囲んで大人タイム。
かつてのふれあいの里の思い出話に盛り上がります。

そして最後にまさかの・・
oka 、雨でスリップ・・
手より先にアゴで着地・・

皆さまに大変ご迷惑をお掛けすることになり、申し訳ございませんでした・・

アゴアップ、見たい方はどうぞクリックを。
4針でした・・

さぁ、いろいろありましたが、朝です!
晴れてます!

日曜朝市でひだまり堂のパンをゲット。

たまごパン、ウマいっす。
それにしても平井バンガローってホント良いよね~

ここでまた、このメンバーで集まりたいね~
さぁ、朝食を取りながらこの日の最終打ち合わせ。
そして受付に設置する思い出のパネルを作成します。

いやぁ~ みなさんセンスがイイっすよ、ホント。

素晴らしいパネルができあがりました~

さぁ、ふれあいの里の森へ出発です。

車の誘導、受付・・
それぞれの持ち場で参加者の皆さんを待ちます。
途中、通り雨があったりとちょっと不安になりましたが、徐々に集まって来られました。

先に来られた方は、昨日とってきたイモリや、懐かしい写真のパネルなど見ていただいてます。

そして子どもチームが見つけてきたタゴガエルの卵。

タゴガエルの卵って白いねんなぁ~

それを yuu が参加者の皆さんに解説~
「めっちゃ緊張した~」と。

さぁ、大勢の方が集合しましたよ。

5年前の「森のお別れ会」に参加された方々のほとんどが今日集まりました。
スタッフ含め88名!

さっそくタイムカプセル埋設場所へ移動~

さぁ、どのあたりやったっけ??

この木とあの木のあいだくらいやったんちゃうか~
ハイ、ざっくり印はしてますが・・
それが合ってるのかどうか・・

まずは大きな子どもたちで掘ってもらいます。

表面は根が張ってて硬いんですよね~
少し掘れたところでタッチ交代。

小さな子どもたちも大きなスコップで頑張って掘ります!
しばらくかわりばんこで掘っていきますが出てこない・・
しかも太い根が邪魔をします。
おかしい・・
5年でこんな根は張らんやろ。
埋設時の写真を見て確認すると、やはり少しずれてるようです。
30センチほど移動して再び掘ります!
すると・・

なんかシートみたいなのが出てきた!
おっ! それはカプセルの上に敷いていたシートやん!
さぁ~ 出てくるで~

最後、dai がええとこ取りですなぁ~
出てきたー!!
5年ぶりの〝再会〟

掘り出した後の大きな穴をみんなで埋めなおします!

元通りキレイに!

さぁ、中身を確認!

保存状態は非常に良く、まったく傷んでませんでしたよ。

それぞれ自分のタイムカプセルを受け取ります。

5年前に書いた、5年後の自分への手紙・・

あちこちで大きな笑い声が~

dai とyuu は何書いてたん??
「ひみつ~」 と。
ちなみに内容は見せないとして、タイムカプセルはこんな感じでした~

さぁ、あっという間にエンディングの時間です。

『柏の森「今昔物語」~ふれあいの里のあった時代~』の朗読。
みなさん、静かに耳を傾けて聞いてました。
(ブログの最後に載せてます)

そして青木先生から終わりのご挨拶。

この森・・ 朽木いきものふれあいの里としてはこれでお別れです。

4人の元スタッフさんには本当に感謝です!

閉館して5年が経過してもこれだけの方が集まってこられるのはこの森と4人の元スタッフさんに会いに来られたのでしょうね!

最後に・・

新たな出発をされる青木先生へ「森の仲間」から鉈をプレゼント!

また「森の仲間」と会いに行きます!

静かになったタイムカプセルの森・・

dai と yuu が大人になったら、自分の子どもを連れてこの森を訪れてほしいなぁ~



dai と yuu が朽木いきものふれあいの里に通い始めたのが平成21年(2009年)6月。
dai が6歳で yuu が5歳でした。

これはそのころのイベントですね~

あれから約10年も経つんですね~

これは2010年の蛇谷ヶ峰。

そして家族4人揃って最後のイベント参加となった2018年の野坂岳。

成長したな~

いやぁ~ ホント、子どもの成長で最も重要な小学生の時期を朽木でたっぷり過ごしてきましたよ。

学校では決して学べないこと・・

daiyuuファミリーにとって「朽木いきものふれあいの里」での経験は一生の宝物になりました。


柏の森「今昔物語」 ~ふれあいの里のあった時代~
 クリック ↓↓↓







tenki_2daiyuutenki_2




  


2018年12月31日

野生獣のいのちをいただく感謝の集い

おっと、もう大晦日やんか。
今年も残すところあと12時間となりましたね~

12月はあまり動けてないので先月のお出掛けを。

この日、ウッディパル余呉で「第5回 野生獣のいのちをいただく感謝の集い」というイベントに参加してきました。

会場はウッディパル余呉の多目的遊技場。

このイベント、長浜市のNPO法人「湖北有害鳥獣対策協議会」が主催で、野生動物の狩猟の必要性を啓発するイベントとなっています。

野生動物と人間の共生・・
自然環境の維持・・
難しい問題だと思います。
様々なバランスを維持することを目的に捕らえられた野生動物。
いのちに敬意をはらわれながら解体されます。

このイベントでは解体体験も実施されてました。

そして今回のようなイベントの開催を通してジビエ料理の普及等にも力を入れられてるそうです。

ハイ、そのジビエ料理を堪能してきましたよ。

シカとイノシシのバーベキュー!

どちらも臭みもなく、ウマい!!
焼肉だけではなく、いろんなジビエ料理が!

シカ肉コロッケ~

揚げたてホクホクでうまいっす。

そして長浜市にあるイタリア料理のPASSOさんから鹿肉のテリーヌサンド!

パンはあの人気店のル・シュクレクールのパン。
この組み合わせは他では絶対に味わえないでしょうね~
美味かった~

そして猪汁だ!

めっちゃ具だくさん!

あったまるわ~

鹿肉のしゃぶしゃぶもあるで~

焼肉のタレとポン酢で頂きました。

ポン酢と合うわ~

ふだんなかなか味わうことのできないジビエ料理。
堪能しましたよ。



さぁ、今から大掃除だ~

良いお年を~




tenki_2daiyuutenki_2




  


2018年05月22日

花ざかりの野坂岳へ ~ 春の女神が舞う

2018年4月22日

「野坂岳 ユキバタツバキ咲く春山歩き」に参加してきました。
今回は久々にdai も一緒、4人での参加です。

集合場所は敦賀市にある「野坂いこいの森」。
そこが登山口となっている野坂岳に登ります。

おぉ~ 立派な山容ですなぁ。
標高は913.3mで「敦賀富士」ともいわれている関西百名山のひとつです。

今回は総勢22名。

新緑が良い感じ!

登山道にはオトシブミのようらんがたくさん落ちていました。
ホンマ、うまいこと作るよなぁ。

しばらくは沢沿いを歩きます。
登山道横にはイチリンソウとニリンソウが。

よく似てますが左がイチリンソウで右がニリンソウ。
見分け方としては、この写真では大きさは伝わりませんが、イチリンソウは4cm、ニリンソウは2cmほどです。
あと、イチリンソウは茎葉に柄があり、ニリンソウは柄がないことが見分けのポイントでしょうか。

さぁ、いつものように青木先生の「食べてみる?」です。(笑)
イチリンソウとニリンソウのまわりにはもう一つ花をつけていない葉っぱが。
ニリンソウの葉にそっくりですが、実は猛毒のトリカブト。
ニリンソウは食べれるそうなので、間違ったらアウトですよね・・
ちなみにイチリンソウにも毒があるそうです。
どの葉も口に含んでも刺激がないので要注意。
なので、基本的にはどれも食べないこと!

これはキブシ。
黄色い暖簾を吊り下げたようでキレイです。

雄花と雌花があるそうですが、これは雄花かな?

こちらはチャルメルソウ。

名前の由来は、果実の形が楽器のチャルメラに似ていることからだそうです。
チャララ~ララ ♪

のんびりと自然観察登山。
えー感じやわ~
さて、しばらく行くと右手に「栃の木地蔵」が。

その後ろに一本のトチノキ。
なぜここにお地蔵さんが祀ってあるのかよく分かってないそうです。

さぁ、徐々に高度を上げていきます。

と・・
なにかのフンかと思いきや・・

ナメクジ??
真っ黒やん。
調べると、ヤマコウラナメクジだそうです。
生息密度が低く、かなり希少みたい。
ラッキーやけど、やっぱり気持ち悪い・・

おぉ~ 敦賀市内、敦賀湾が。

このあたりまで登ってくると、まだサクラとタムシバが残ってました。

この2種を見ると、なぜかほのぼのとします。
スミレもたくさん見かけます。

・・が、種類がよく分かりません。
花や葉の形で見分けられるそうですが・・
ナガハシスミレと・・ ??

ん~ むつかしい・・

そうそう、今回のテーマにあるユキバタツバキ。

そもそもツバキ科は本州や四国、九州、南西諸島に分布するヤブツバキと本州の日本海側の秋田県から福井県や滋賀県にかけての多雪地の山地に分布するユキツバキの2種類が自生しているそうです。
そしてそれぞれ分布する境目に中間的な形態をしたツバキがユキバタツバキとのこと。
ここ、野坂岳にもユキバタツバキが自生しています。
左がヤブツバキ、右がユキバタツバキ・・ だと思います・・

さぁ、気持ちの良いブナ林を歩きます。

この辺りの新緑はあともう少しって感じでした。

そして山頂近くの登山道脇には・・

おぉ~ カタクリ!

根を痛めないよう慎重に歩きます。
いやぁ~ キレイですなぁ~

「春の妖精」といわれるの分かるわ~
しばしカタクリの撮影タイムとなりました。

・・と、蝶々がヒラヒラ~と。

「おー! ギフチョウ!!」と、青木先生。

ギフチョウはアゲハチョウ科に属する本州特産の希少種で春に出現し、その美しく可憐な姿から「春の女神」と称されているそうです。

みなさん、「春の妖精」と「春の女神」のツーショットをねらってます。

yuu も必死で撮影しますが・・

なかなか良いアングルでとまってくれません!

yuu 、あまり納得のいく写真は撮れなかったようですが、「妖精」と「女神」に出合えて満足そうでしたよ!

他にも色んなお花と出合えました。

カエデの花とイカリソウ。

ショウジョウバカマとイワナシ。
そして山頂直下には・・

イワウチワ(トクワカソウ)の群生がありました。

そして野坂岳山頂です!

長靴が良く似合う(笑) Kさんと!

さすが、敦賀富士と言われるだけあって山頂からの景色は360度、最高ですよ。

敦賀湾、そして白山もうっすら、伊吹山も。
そして澄んでいたら比良の山々も見えるんでしょうね~

赤坂山への稜線・・

いつか歩いてみたいなぁ~

のんびりとランチタイム後に下山です。

敦賀方面を望みながら・・

そういえば今回、鳥の写真は撮れなかったな~
いろいろ鳴いてたんですがね~
オオルリを1枚だけ。

そして無事下山。
お腹すいたな~ と思っていたら・・
足もとにはおいしそうなエビフライがたくさん落ちてました!


≪コース & タイム≫
野坂いこい森登山口(9:30)⇒栃の木地蔵(10:20)⇒二の岳(12:00)⇒(12:50)野坂岳山頂(13:35)⇒登山口(15:40)

※ のんびり自然観察しながらの登山ですので、タイムは参考になりません





tenki_2daiyuuおもろかったなーまた行こなiconN04tenki_2




  


2018年02月27日

冬の森を歩く

2018年1月21日

昨年の9月、白馬岳でペロンとなった登山靴。
もうあんな経験は2度としたくないですからね~
リソールしましたよ。

ビブラムソールからトレールグリッパーに変更となったようです。

リソール後、一発目の山歩きはいきものふれあい室の「冬の森を歩く」で。

yuu と2人、まずやって来たのは「道の駅あいとうマーガレットステーション」の直売館。

今年は野菜が高い。
地元のスーパーで小さな白菜が600円以上の値段で売られてるのを見ましたよ。
なるほどね~ 今年は鍋が少ないと思ってたんですわ。

てなわけで、oka から野菜調達の指令が出ておりましたので・・

お~ 白菜180円! 安いやん。
激太の白ネギ、そしてニンジン、キャベツ、シイタケも・・

よっしゃー! 鍋できるで~

一仕事を終え、さぁイベントです!
今回は箕作山(みつくりやま)山系を歩きます。

ポコッと飛び出てるのは赤神山(太郎坊山)。

その赤神山の中腹には天空のパワースポット、太郎坊宮があります。

さぁ、久々の参加となりました。

27名と、たくさんの方がおられましたが、大半はよく知った方々でしたよ。
soushiくん、大きくなったよなぁ~
そうか、タイムカプセルのオープンは来年やん。
成長した子どもたちと会えるの、楽しみですなぁ~

さぁ、10:25 十三仏登山口を出発です。

800段以上の長い石段が続きます。

そして十三仏の巨岩です。

13体の仏を聖徳太子が自らの爪で刻んで彫られたという言い伝えがあります。

11:25 岩戸山(325m)到着。

ちょっと霞んでましたが素晴らしい展望でした。

岩戸山からは尾根筋の登山道。

途中の小脇山城遺跡。

明治時代とみられる割石の石垣が残ってます。

さぁ、11:55 小脇山(373m)山頂です。

この付近の植生は・・
三角点の横に並べてレクチャー!
ヒサカキ、ソヨゴ、アセビ、ヤブニッケイなどなど。

そしてお昼ご飯!

コンビニでゲットしたなめこのお味噌汁!

プルン!プリ! と良い食感!
美味い!

そして・・

手作りのとち餅ぜんざいをふるまって頂きました~
ほろ苦いとち餅と、ほどよい甘さのぜんざい・・
合う合う!
めっちゃ美味い!!

さぁ、お腹も満たされ、箕作山へ。

13:05 箕作山(372m)山頂。
スカッとしていれば金糞岳、伊吹山も見えるはずなんですが・・
やはり霞んでてちょっと難しいようです。

次は赤神山へ向かいます。

途中のツブラジイの巨木。
樹幹は3.4mです。

おっ! yuu はウラジロ持って何するんですかねー(笑)

13:55 さぁ、赤神山(357.2m)山頂です。

おぉ~ 素晴らしい景色!

ほんと、スカッと晴れていれば最高でしょうねー。

「よし、飛ばすわー!」と、yuu 。

さっきのウラジロ。
ウラジロ飛行機~

しばし景色を堪能し、太郎坊宮(阿賀神社)へ。

太郎坊宮といえば、御本殿前にある巨岩「夫婦岩」でしょうか。

夫婦岩とは・・・
『阿賀神社に鎮座する赤神山をはじめ湖東平野に散在する山々は、中生代白亜紀の火山活動でできたと考えられており「湖東カルデラ」と呼ばれている。これらの山々は「湖東流紋岩」と呼ばれる岩石で構成されており、湖東平野の特徴的な地形景観を形成している。火成岩は冷え固まっていくときに収縮し「節理」と呼ばれる規則的な割れが生じる。この夫婦岩は、節理に沿って割れ目が発達したものである。昔からこの間を通って参拝する者には、即座に病苦を除き諸願成就するが、悪心ある者は岩に挟まれると言われてきた。節理が平行に見事にずれた形状は、まさしく言い伝えの「大神の神力を以て左右に押し開かれた」霊力を感じさせるものである。』
とのこと。

さぁ、yuu は挟まれるこなく無事に通過できるのか??

おー、スゴイ。

節理に沿って出来た割れ目。
yuu は無事に通過!
むむっ! oto が通ってる時、何となく狭まってきたような気が・・ (~_~;)

この巨岩の裏側が割れてます。

「太郎坊願かけ天狗」です。

天狗が持っている「神威玉」を両手でさわり、その手で悪い箇所を撫でて祈願すると良くなるそうですよ。
yuu 、どこ撫でたんかな??

さて、縦走してきた山々を見上げながら駐車場まで戻ります。

標高は低いけど雰囲気、景色も良く、なかなか楽しい山歩きができました!
そして 15:45 無事に戻って来ました!

いやぁ~ 久々にふれあい室に参加しましたが、やっぱり楽しいなぁ~
のんびりゆっくり歩いての自然観察。

新年度もたくさん参加できますように!






tenki_2daiyuutenki_2



  


2017年07月25日

山室湿原の自然

2017年7月9日

いきものふれあい室観察会「山室湿原の自然」に参加してきました。
yuu と二人、今期やっとこさの初参加です。
集合場所のグリーンパーク山東から山室会館まで車で移動。

ここから農道を歩き、山室湿原へ。
この日の天気は曇り。
かんかん照りとは違い、風も少しあって歩くには気持ちが良いです。

さぁ、湿原までたんに歩くだけとはもちろん違いまっせ~
農道には楽しいものがいろいろありますよ。

鮮やかな青い花のツユクサ。
摘んで青い花びらを指ですり潰します。

もちろん、指は青く染まる。
青く染まった指で、白い服を着てる人にこすり付ける!
安心して下さい、取れますよ!
ツユクサに含まれる青色色素はコンメリニンといって水に溶ける性質があるそうです。

そして猫じゃらしのエノコログサ。

穂の部分を手のひらで軽くにぎり、揉むように締めたり緩めたりすると、穂がニョキニョキと上がってきます。
「こうやるんやで~」 と、ちびっ子に教える yuu 。
さすが中学生!

麦ストロー!

麦の茎って空洞やねんなぁ~
これで麦茶飲んだら最高やで!

そして、葉っぱ鉄砲~

手を筒状に軽く握って、その上に柔らかめのクズの葉っぱを手にのせ、もう一方の手で上から叩くと・・
空気圧で葉っぱが一気に破れるので、パン!! と大きな音が鳴ります。
これ、意外と難しいんですよね~

葉っぱ遊びをしながら・・

そして yuu はいきもの観察も・・

オオシオカラトンボのオスとシオカラトンボのメスかな。

田んぼにはカエルさんがいっぱい。

普通に歩いたら15分ほどの距離ですが、3倍掛けて楽しみましたよ。

さぁ、湿原の入り口に到着です。

山室湿原・・・東西約90m、南北約170m、周囲約500m、面積約1.5haの小規模な中間湿原で、今から約2.5万年前に成立したと考えられているそうです。
山室湿原の植物は62科169種、昆虫類はハッチョウトンボなど59科127種で、湿地性の植物や昆虫などが保存され、米原市の天然記念物に指定されてます。

そのハッチョウトンボ、いてるか~??

「あっ! おった!!」 と、yuu 。
え?どれどれ??
「ほら、あそこ」
ん? あー、あれか! ちっさー!!

普通のトンボをイメージして探してたら見つけられへんな。

ハッチョウトンボ・・・日本一小さなトンボで世界的にも最小の部類に属し、その体長は2㎝ほどと極めて小さく、一円玉(直径20 mm)とほぼ同じ大きさ。

1円玉を重ねると大きさが分かりますか~?
ホンマ小っちゃい。

アップにすると普通のアカトンボやねんけどなぁ~

赤が鮮やかなオスに対してメスは茶褐色で更に見つけにくい。

この日は天気が曇りで比較的気温も低めだからか、活発な行動は無く、じっとして動きませんでした。

それどころか、かなり近付いても飛び立とうとしません。
どうやらハッチョウトンボの習性らしいです。

いやぁ~ それにしてもイトトンボよりも小さなトンボがいてたなんて知らんかったわ~

さて、植物は・・

コバノトンボソウ(ラン科ツレサギソウ属)

花がトンボがとまったような形に見えることが名前の由来。

ミカヅキグサ(カヤツリグサ科ミカヅキグサ属)

カキラン(ラン科カキラン属)

モウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)

食虫植物の一種で、葉にある粘毛から粘液を分泌して虫を捕獲します。

木道をさらに進むと、やや水の流れがありました。

そこにモリアオガエルがお昼寝中。

これはスイレン科のヒツジグサ(未草)。

未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることから、ヒツジグサと名付けられたそうです。

湿原の中に咲く花は、まるでランタンの明かりのようにポッと光ってるように見えました。

山室湿原・・
ホント小さな湿原ですが、貴重ないきものがたくさん。

いやぁ~ 久々にいきものふれあい室の観察会に参加しましたが、やっぱりおもしろいなぁ~

次はいつ参加できるかなぁ~




tenki_2daiyuuおもろかったなーまた行こなiconN04tenki_2