四国へ(その3)~面河渓

daiyuu

2015年05月18日 19:00

2015年5月2~5日

石鎚山登山で土小屋の駐車場に戻って来たのが16:50。
出発時は満車だった駐車場もガラガラになってました。
心地良い疲労感の中、登山靴を脱いでいると電話が・・
「国民宿舎の面河ですが・・ 今どちらですか~?」と。
心配されたのでしょうか、今日宿泊する国民宿舎 面河(おもご)からでした。
登山で土小屋にいることを伝えると・・
「じゃあ、あと30分ほどですね。 食事の前にゆっくりお風呂で疲れを取って下さい。家族風呂を用意してます。」と。
おぉ~ そうなんや。家族風呂なんかあるんや。まぁ普通のお風呂でもええねんけど、GWやし混んでたら辛いしな。ラッキ~

そしてクネクネ道を30分。 到着です。

面河川のすぐ横で良い雰囲気!
ここに来るまでまったく知らなかったのですが、面河渓(おもごけい)という名勝地だったのですね。
それにしてもこの川の透明度! そして美しい色! 素晴らしいですね~

ま、面河渓は明日ゆっくり見るとして、まずはチェックイン。
混雑してるかなぁ~ と思いきや、かなり静か。
そういえば駐車場も車がほとんど無かったな。

まぁ、まずは「daiyuu様」と案内の書かれてあるお風呂へ。
そして入ってビックリ。 これ、普通の大浴場やん!
どうなってんの~

・・と、お風呂の後は dai が楽しみにしていた夕食だ~ それはうれしい顔か?
そして1階の食堂へ行ってみるとまたまたビックリ。
ん? 他のお客さんは・・
daiyuuファミリー以外には年配のご夫婦1組だけが食事をされてます。
なるほど。 〝家族風呂〟の理由が分かりましたよ。
要はこの日の宿泊客は2組なのね。
そして男女の大浴場を2組の家族風呂としたわけだ。
いやぁ~ なかなかありがたい配慮ですなぁ~
それにしてもGWというのにこんなことで良いのかなぁ~ と、ちょっと心配してしまいますよ。
あ、ちなみに部屋にはテレビや洗面、トイレ、空調はありません。
こたつはありました。
どちらかというと一般観光の宿泊施設というよりは山小屋という感じかなぁ。

それにしても本当に静かで心地良いですよ。
部屋から聞こえてくるのは川のせせらぎと、そこからカジカガエル、そしてオオルリの鳴き声。
yuu が興奮してましたね~

さて、睡眠不足での登山、この日はさすがに疲れました。
21時・・ 消灯。

そして翌朝・・
昨日の天気とは打って変わってどんよりとした曇り空ですが、面河渓を散策。

いやぁ~ ホントにきれいな川の水です。
晴れていればもっと素晴らしい色になるんでしょうね。

面河渓・・ 調べてみると、ここ愛媛県域では面河川ですが、下流の高知県域では仁淀川となって太平洋へと流れています。
その仁淀川は全国1級河川の水質ランキングで1位にもなっている透明度バツグンの川なんですね。
実際、その透き通った水と神秘的なブルーの水は「仁淀ブルー」と呼ばれてるとのこと。
その仁淀川の最上流域がこの面河渓ですからキレイに決まってますよね~

白い岩とのコントラストが良いですね~

比較的浅いところが多いのですが・・
ココ!!

川の流れによって削られた地形だと思うのですが・・
スゴイ・・
かなりの水深があるやろね。
3~4mあるんかな・・
夏ならシュノーケリングしてみたいとこやな~

さぁ~ yuu はいきもの観察。

カメラの先には・・

ヤマメ・・
そしてキセキレイですかね。

さて、国民宿舎から少し下流に移動し、「面河山岳博物館」へとやって参りました。

山岳博物館ということなので、石鎚山の模型や登山の歴史、昔の道具や衣類などを展示。

そして石鎚、面河渓で見られる動植物の標本、岩石や化石など数千種がズラリと並んでます。

おもしろかったのがこのアカハライモリ!

色彩変異らしいですが、スゴイ色やな。
このイモリを見つけてもちょっとよう触らんなぁ~

こじんまりとした博物館ですが、標本の点数も多く、かなり楽しめます!

いやぁ~ 面河渓・・
こんなに良いところとは思いませんでしたなぁ~
機会があれば今度は夏にまた来たいね~



その4へつづく

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daiyuu





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