野生鹿と地域の自然を考える

daiyuu

2010年11月24日 21:33

11月23日 朽木いきものふれあいの里イベントの「野生鹿と地域の自然を考える」に参加してきました。
今回のイベントは「その2」ということで「その1」は1ヶ月前の10月23日に開催され、蛇谷ヶ峰へ登山しながら鹿の食害について学んできました。
今回はその2回目。いよいよ鹿の解剖です。
午前中はあらためて鹿の食害についてのお勉強。

そしてセンター周辺を歩き、実際の食害を観察しました。

現状としてはネットを張るなどをするしか対策は無いのかなぁ。

難しい問題ですよね。
人間も鹿も生きるためには食べていかなければいけないし。
温暖化により降雪が減り、生き残る鹿が増え、山の中の樹木を食べ尽くし、里山へ下りてくる・・・。
山では木が枯れ、根がむき出しになり、地盤が緩んで土砂災害に。
色々と話しを聞いていると複雑な気持ちになりますね。


場所を朽木スキー場へ。
今日は2日前の日曜日とは違い典型的な冬型。
国道367号線の気温は7℃だったのでここはさらに低いはず。
風も強く体感温度は氷点下??



しかしそんな中いただいたお昼ご飯は、薪で炊いた釜のご飯、ダッチオーブンで鹿肉のもみじカレー、炭火で鹿の焼肉。鹿肉は血抜き処理をきっちりやっているので臭みも無くやわらかくておいしかったね!特にもみじカレーは最高でした。


さて、お腹もいっぱいになったところで、いよいよ鹿の解剖。
dai、yuuも緊張気味。

地元猟師さんが部位を説明しながら素早く解体していきます。
子供たちは気持ち悪がって逃げるかなと思いましたが全員興味津々。



最大のポイントは胃袋。
重さを量ると10キロを超えました。つまりそれだけ食べているということに。



解体中、徐々に天候が悪くなり、少し早めにイベント終了。

んー、今回はなかなか一言では言い表せないイベントでしたが、この経験は子供たちにとっても重要だったのではないかと思いました。

ただ、イベント中は楽しんでいるかに見えたyuuは、怖い夢を見たらしく夜中に突然泣き出してしまいました。
やはり本当は刺激が強かったんやね。

他の子供たちはどうだったのかな~?

dai、yuu!どうやった?また行きたいか


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