2014年11月8日
11月上旬のこの時季、秋を満喫するために毎年山に登るのですが、1週間前の3連休は雨で登れず・・
そしてその翌週、日曜日は雨の予報ですが、土曜日は晴れるとのこと。
登るならこの土曜日しか無い!
てなわけで、やって来ました山菜じゅうべえさんのある桑原です。
昨年、秋の味覚を探しに
登った三国岳と同じ登山口。
昨年は三国岳から岩谷峠を経て、古屋へ下りてきたのですが、今年は丹波越まで同じで、そこから経ヶ岳、イチゴ谷山へ登り、平良へ下りるルートの予定。
このコース・・ あまり登る人はいないみたいで、おそらく人よりも獣と出あう確率の方が高いでしょうね~
dai、yuu、oto で3つの熊鈴、2つのホイッスルを携帯して登りますよ。
さぁ、今年も〝秋の味覚〟を求めて出発です!
薄曇りの中、まずは植林帯の急登をゆっくり登ります。
ほどなくすると、植林地帯からパッと自然林に・・
黄葉がキレイ!!
晴れていればもっと良かったやろなぁ~
おっ!ドングリの芽が出てるやん!
そして、その甘い香りのする葉っぱって何やったけ?
えー匂いするよなぁ~
さて、キノコは・・
ホコリタケに・・
ヒラタケ? いや、ツキヨタケやんな??
さぁ、目的のキノコはと・・
昨年はこの辺りにあってんけどなぁ~ と、周りをキョロキョロ探しますがありません。
・・と、おっ! あれ、そうなんちゃう??
でも、かなり上の方やなぁ・・
届かん・・
あっ! これもそうちゃう?
・・が、届かなーい!
ん~ 手の届くところにはキノコが無~い。
おかしい・・
どうも、先を越されてるような感じ。
そして・・
あった!!
樹の裏側の目立たないところにありましたよ。
先人は見落としたようですな。
何はともあれ良かった~
さぁ、その後はちょくちょく見かけるようになってきたで~
おぉ~ めっちゃあるやん!!
傘が開いた成菌が多いかな~
でも、幼菌もあれば・・
老菌もありますね~
食べ頃だけを収穫~
さぁ、茶屋跡までやって参りました。
この辺にヌタ場があったよなぁ~
おー、あったあった。
いつも不思議に思うけど、ヌタ場ってなんで涸れへんねんやろ・・
さぁ、丹波越です。
ここを右に行けば昨年登った三国岳への尾根。
そして今回は左の経ヶ岳へ向かいます。
ルートは踏み跡、テープともにしっかりあるので問題ないかと。
ただ、時折り漂ってくる獣臭にはちょっとビビりながら鈴を鳴らして歩きます。
これは、シカハギやんな?
こ、これはクマハギちゃうん??
・・と、フィールドサインを見つけるたびに yuu が鈴を激しく鳴らすのには笑えましたよ。
さぁ、そうこうしているうち、急登を登りきると経ヶ岳(889m)に着いたようです。
「お腹すいた~」 と、dai と yuu 。
うん、確かに。
でも特に展望があるわけでは無いので、写真だけ撮ってもう少し進みます。
経ヶ岳から先は踏み跡がいっきに薄くなった感じ。
ルートもちょっと荒れてるかなぁ・・
特に迷うことは無いと思いますが、GPSが無いと不安になるかも。
こんなところも多々あり。
マダニが落ちてきそう・・
おっ! タゴガエルかな?
こちらはセンチコガネ。
そして・・
ん? 何か変わったキノコ発見!
「あ~ これ、図鑑で見たことある!」 と、yuu 。
えっ? そうなん??
「なんやったっけかなぁ~ なんとかブシやったかなぁ~」 と、yuu 。
帰ってから調べてみると、「ヤマブシタケ」という食用キノコでした。
食べれたんかぁ~ くそ~ 持って帰れば良かった・・
それにしても yuu 、よう知ってるよなぁ・・
おっ! これは・・
ヒラタケ? いや、ムキタケか?
いや~ やっぱり、ツキヨタケなんかなぁ~
このたぐいのキノコはまったく見分けがつかん・・
自信の無いのは手は付けない。
これは・・
間違い無いからね~
yuu ・・ 採ってや~
そして、ミゴ越に到着。
ここから平良へ下りれるみたいですね。
イチゴ谷山から先が分かりにくければ、ここまで戻ってくるのもありやな。
さぁ、大きなヌタ場の先をひと登りすると、ちょっとしたピークが。
ちょっとしたといってもかなり広くて、しかも明るい雰囲気。
ここまで、ずっと(雰囲気が)暗い樹林帯だったので別世界に感じるほど。
ここ、えーやん。
紅葉もえー感じやし。
よし、休憩しよかぁ~
「おとーさーん、ほらっ! ここにも、あそこにも!」 と、yuu 。
おぉ~ ホンマや。
スゴイなぁ~
ホンマにようさんあるよなぁ~
さて、軽くパンを食べてから、イチゴ谷山へ向けて出発です。
イチゴ谷山までの稜線は心地良い自然林が続いてます。
そしてキノコもたくさんありますよ~
ホコリタケ・・
プシュッと押すと、ホコリが~
さぁ~ ここにも食べ頃があるで~
美味しそうなんだけ収穫~
いや~ 贅沢やなぁ~
さぁ、イチゴ谷山(892.1m)です。
ここも経ヶ岳と同様、特に展望は無し。
予定では、ここから更に稜線を進み、P909まで行くつもりでしたが、時間切れ。
〝秋の味覚〟に費やし過ぎましたね・・
平良への下山ルートですが、ここから尾根を下るかミゴ越まで戻って谷を下るかですが・・
周りの状況を確認すると、尾根道も踏み跡と赤テープがしっかりと見て取れたので、尾根ルートで下山することに。
慎重に進めば特に迷うことは無さそうですが、それよりもやはり獣臭の方が気になりましたね~
鈴は必携ですな。
さぁ、尾根も終盤で平良の集落までもう少しのところ。
ここから右の斜面を急降するのですが、ルートを見つけれず・・
仕方なしに荒れた斜面をズルズルと滑りながら急降下。
同時に oka のテンションも急降下・・
昨年の白倉岳から平良へのルートを思い出しましたよ。
それでも、あっという間に林道に合流できました!
そして出たところが・・
民宿松葉さんの裏側。
猟犬にビビりながら通過して県道に出てきました~
さぁ、登山道はこれで終わり!
あとは県道を平良から桑原までのんびりと・・
長いけどね・・
そして戻って来ました~
いや~ 結局、動物とは遭遇しませんでしたが、たぶん動物からは見られていたんだろうなぁ~ と、そんなふうに感じましたよ。
さて、この日は〝平井バンガロー〟で宿泊。
本日の収穫を確かめながらウダウダ~
そして・・
Kさんをお誘いして、鍋でウダウダ~
いや~ めっちゃ楽しかったなぁ~
≪ コースタイム ≫
桑原(8:10) ⇒ 丹波越(10:05) ⇒ 経ヶ岳(10:50) ⇒ ミゴ越(11:40) ⇒ 昼食ポイント(12:00)(12:20) ⇒ イチゴ谷山(12:45) ⇒ 平良(14:30)⇒ 桑原(15:25)
※ コースタイムは寄り道のし過ぎでまったくアテになりません!
あと、一般的な登山ルートでは無いので要注意です。
dai、yuu!おもろかったなー!また行こな