「徳山鮓」さんで極上のランチ!
とある日・・
以前から行ってみたいなぁと思っていた「徳山鮓」さん、ようやく叶いました。
予約の電話を入れたのが昨年の夏、なんと半年待ちでしたよ。
平日のランチで6ヶ月待ちとは・・
静かなとても良い雰囲気の余呉湖畔。
こんな場所に??というところに「徳山鮓」さんはあります。
中に入ると広い個室に案内されました。
窓の向こうは余呉湖と大岩山から賤ヶ岳への稜線が見えます。
なんだかスクリーンに映し出された写真のよう。
お飲み物は・・
もっちろん日本酒!
oka 、スマン。
帰りの運転は任せた!
聞くと、4種類の日本酒があるそう。
地元、冨田酒造さんの「七本槍」シリーズです。
もっちろん4種類すべていただくつもり!
まずは・・
「紫霞の湖(しがのうみ)」
こちらは、特別な酵母を使った徳山鮓さんオリジナルの日本酒だそうです。
ここでしか飲めない日本酒・・
一発目からやってくれますなぁ~
さぁ、余呉湖を模した器に盛られたのは・・
熊・猪・鹿のテリーヌ、ビワマスのりゅうひ巻き、いんげん、えごま、たけのこ、わさび漬けなど・・
テリーヌは山椒ソースでいただきます。
なはは・・ ウマいわ!
熊、猪、鹿を一口で食べるってそう無いよなぁ。
それぞれ、日本酒と合うやん!
チビチビと楽しんでいると次がやって参りました。
鯉のお造り、岩魚の卵。
むむっ!
この黄金に輝くイクラ、美味いやん!
岩魚の卵は初めて食べたなぁ。
歳を重ねると初めての食材って少なくなってくるけど、まだまだいっぱいあるんやろな・・
鯉のお造りと黄金のイクラを・・
贅沢だわ~
そして・・
ワカサギの天ぷら。
ここで2種類目の日本酒を。
「七本鎗 限定醸造 特別純米酒」
キリッとした辛口!
ワカサギってやっぱり天ぷらが美味いよな。
サックサク!
さぁ、ジビエのプレート!
熊肉のサラミ、猪肉のハム、鹿肉のローストを飯(いい)のソースでいただきます。
ちなみに「飯(いい)」とは、魚を塩と米飯で乳酸発酵させた熟鮓(なれずし)を作る工程で残った飯のこと。
熊肉のサラミ・・
こんなん食べる機会ないよなぁ。
おっ!と思ったのが、鹿肉のロースト。
独特の臭みがまったく無く、しかもめっちゃやわらかい。
これ、本当に美味しい!
もうね、美味すぎて・・
日本酒もすすむすすむ。
そしてキター!
熊肉だー!
紅白がキレイですやん。
日本酒も3種類目に突入!
「七本槍 純米 渡船」
フランスの日本酒コンクール「Kura Master 2018」で審査員賞を受賞したそうです。
さぁ、熊鍋!!
熊肉に見とれすぎて、野菜が何だったか覚えてません。
白ネギとみず菜だけだったかな??
とにかく超シンプル。
その分、熊肉の旨味が引き立ちます。
熊鍋・・
2回目やなぁ。
民宿松葉さんで食べた感動をもう一度。
脂がね~ ホント美味しい!
そして・・
旨味の凝縮されたお出汁ができあがりました。
後ほどこのお出汁で雑炊ですよ~
さぁ、徳山鮓さんの原点といえる熟鮓!
左から鯖の熟鮓、鮒ずし、そして鮒ずしサンド(鮒ずしをパンに挟んで揚げたもの)です。
鯖の熟鮓に飯のソースとチーズがたっぷり。
そして鮒ずしがまた濃厚!
oka、鮒ずしがちょっと苦手ですが、これは美味しい!と。
うん、鮒ずし独特の臭みは抑えられてますが旨味はバツグンですよ。
いやぁ~ 発酵食品を満喫ですな~
さぁ、熊雑炊だ!
ご主人と発酵のこと、そしてジビエのお話しを。
ここで本日4種類目、ついに最後の日本酒です。
「七本鎗 純米 80%精米 火入れ」
冨田酒造さんの看板酒だそうです。
もうね、4つめとなると何がなんだか・・
そうそう、熊雑炊!
これは美味いわ。
超シンプルな雑炊なのにね~
素晴らしい!
そしてシメは・・
飯のアイスクリームです。
このアイスの製造方法の特許を取得されてます。
最後の最後も発酵食で締めくくりました~
いやぁ~ 満足ですわ。
ふだん口にすることのできない食材から生みだされる手間の掛かった贅沢な料理。
たんまにはイイですよね~
ホント、極上のランチでした!
daiyuu
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