2017年12月08日
沖縄県最高峰の於茂登岳登山!
ちょっと前のこと、9月のとある日・・
社員旅行で石垣島に行ってきました。
「えーな~!えーな~!めっちゃえーな~!!」と、dai yuu oka から。
いやいや、これも仕事やねんで~
と言っても説得力はありませんでしたが・・
そんなわけで〝仕事〟のことを書いてもアレなので、このブログに見合ったことを。
〝仕事〟の最終日、出発の集合まで少し時間があり、せっかく石垣島に来たのだからということでどこか登れる山は無いか探してみることに。
あらためて地図を見ると、石垣島って遠いよなぁ。

石垣島というとやっぱり海というイメージが強いけど、けっこう山もあるやん。

中でも於茂登岳(おもとだけ)は沖縄県最高峰、しかも新日本百名山に選定されているではないか!
(新日本百名山・・岩崎元郎さんによる中高年が登り易い山という点を加味して選定した日本の百山)
これは是非とも登っておきたい山ですな。
なんせ、まず石垣島にこの先また来れるかどうか分からんしなぁ。
よっしゃ、チャレンジだ!
ということですが、もちろん〝仕事〟最終日の午前中わずかな時間で登山に付き合ってくれる人なんておりません。
なので早朝1人、レンタカーで登山口へ向かいます。
これが於茂登岳!

さぁ、ここの路肩に車をとめ、林道を歩きます。

おぉ~ 亜熱帯の植生群ですな~

沖縄本島から八重山諸島にかけて自生しているヒカゲヘゴは日本で最大のシダ植物。
高さは平均5~6m、最大で15mほど。葉だけでも2m以上はあるそうな。
そしてこのヒカゲヘゴ、新芽はワラビやゼンマイのように灰汁抜きをすれば美味しく頂けるそうですよ。

林道を5分ほど歩くと登山口に到着。

おっ! 杖が立て掛けてある!
最近、足腰に自信が無いんですよ。
お借りします!

登山道は整備されていたのでしょうが、崩れている箇所も多くあります。

スニーカーでも問題無いとの情報も見ましたが、やはり登山靴をおススメします。
樹林帯の奥からアオバトの鳴き声が聞こえてきました。
他の登山者がまったくいないので、樹林帯メインの薄暗い登山道はちょっと心細くなる。
こんなふうに開けたら良い感じ!

山頂方面が見えてます。

この辺りは赤土でけっこう滑りやすい。
分岐が現れました。
「 ← 滝」「 → 登山道」と。

時間が無いので、滝は下山時に余裕があれば見に行くことに。
今回の登山、もちろん山頂を目指すのが一番の目的ですが、もう一つ、生きもの観察も楽しみにしていたのです。
本州では見ることのできない生きものがたくさんいてるんでしょうね~
・・と、さっそく。

キノボリトカゲです。
このサキシマキノボリトカゲは宮古、八重山諸島に生息していて準絶滅危惧種となってます。

これがなかなか見つけにくい。
カメレオンのようにその場所に合わせて保護色となるように変化させることができるのです。

鮮やかな黄緑色から木の樹皮のような茶褐色にも。
写真を撮ろうとすると、ササッと樹の後ろ側に逃げます。
そして・・

ヤエヤママルヤスデ!
日本最大種で体長は7~9cmほど。

石垣島、西表島に分布し、絶滅危惧Ⅱ類となってます。

ヤスデなので噛まないけど、よー触らんな~
そしてこれ。

こちらも何とも言えないカラーリング。
アマビコヤスデ属の一種らしいのですが、どこを調べても正式な名前が出てこない。
こちらはリュウキュウマツムシ。

奄美大島以南に生息。
とてもきれいな音色で合唱するそうですよ。
そしてクロイワカワトンボ。

石垣島・西表島の日本特産亜種のカワトンボ。
翅の先は黒く、先端部は白紋があります。
これも世界中で石垣島と西表島にしかいない蝶。

ヤエヤマウラナミジャノメかマサキウラナミジャノメのどちらかですが、たぶん前者。

いずれにせよ珍しい蝶のようですよ。
これはヒメアサギマダラ。


以前は迷蝶だったそうですが、現在は八重山諸島に定着してるそうです。
他にも色んな蝶が飛んでいたのですが、コンデジでは捉えきれませんでした。
あー、なんか珍しいのんがいっぱいいてるなぁ~
野鳥も聞いたことない鳴き声が聞こえてくるし。
アカン、前に進まん。
しばらく歩くと大きな樹が。

ブナ科のイタジイの巨木です。
樹齢は100年、幹回りは4m超。
迫力あるわ。
それにしてもまるでジャングル。

登り口からずっと注意してるのは猛毒のハブ。
夜行性なので大丈夫だとは思うけど、足元が見えないとやはり怖い。

このリュウキュウチクのトンネルは強烈。
足元どころか、前方も見えない。
杖で足元を叩きながら進みましたよ。


さぁ、滑りやすい急登を登りきると電波塔が現れました!

山頂かと思いきや、登山道は再びリュウキュウチクの中へ。

そして遂に!


於茂登岳山頂です!
沖縄県最高峰だー!
といっても標高は525.5m。

それでも山頂からの景色は素晴らしい!
島全体が見渡せます!!

おぉ~ サンゴ礁がめっちゃキレイ!!

今、沖縄県で一番高いところに立ってるのはオレ一人だけだー!
と思ったら感動ものですね~
しばし感動に浸ってから下山です。

杖でハブ除け、そして足腰の負担も軽減してくれます。

少し時間があったので滝に行ってみました。

規模は小さいけど、しっかり水は流れ落ちてましたよ。
そして登山口に無事到着!

杖があって助かりましたよ。
いやぁ~ 強烈に蒸し暑かったけどめっちゃ楽しかった。
とにかくいろんな生きものがいてる。
もっともっとゆっくり時間を掛けて歩きたかったな。
まぁ、なかなか難しいかもしれんけど、dai と yuu を連れてまた登ってみたいなぁ~

駐車場(8:30)⇒登山口(8:35)⇒滝分岐(8:55)⇒イタジイの巨木(9:05)⇒(9:40)山頂(9:55)⇒滝(10:35)⇒駐車場(10:50)
せっかくなので〝仕事〟の写真を数枚・・
海の色が・・

キレイすぎる・・

潜ってみると・・

想像通りの世界・・

ハマクマノミちゃん。

カクレクマノミちゃん(ニモ)。
〝仕事〟です!
daiyuu
社員旅行で石垣島に行ってきました。
「えーな~!えーな~!めっちゃえーな~!!」と、dai yuu oka から。
いやいや、これも仕事やねんで~
と言っても説得力はありませんでしたが・・
そんなわけで〝仕事〟のことを書いてもアレなので、このブログに見合ったことを。
〝仕事〟の最終日、出発の集合まで少し時間があり、せっかく石垣島に来たのだからということでどこか登れる山は無いか探してみることに。
あらためて地図を見ると、石垣島って遠いよなぁ。

石垣島というとやっぱり海というイメージが強いけど、けっこう山もあるやん。

中でも於茂登岳(おもとだけ)は沖縄県最高峰、しかも新日本百名山に選定されているではないか!
(新日本百名山・・岩崎元郎さんによる中高年が登り易い山という点を加味して選定した日本の百山)
これは是非とも登っておきたい山ですな。
なんせ、まず石垣島にこの先また来れるかどうか分からんしなぁ。
よっしゃ、チャレンジだ!
ということですが、もちろん〝仕事〟最終日の午前中わずかな時間で登山に付き合ってくれる人なんておりません。
なので早朝1人、レンタカーで登山口へ向かいます。
これが於茂登岳!

さぁ、ここの路肩に車をとめ、林道を歩きます。

おぉ~ 亜熱帯の植生群ですな~

沖縄本島から八重山諸島にかけて自生しているヒカゲヘゴは日本で最大のシダ植物。
高さは平均5~6m、最大で15mほど。葉だけでも2m以上はあるそうな。
そしてこのヒカゲヘゴ、新芽はワラビやゼンマイのように灰汁抜きをすれば美味しく頂けるそうですよ。

林道を5分ほど歩くと登山口に到着。

おっ! 杖が立て掛けてある!
最近、足腰に自信が無いんですよ。
お借りします!

登山道は整備されていたのでしょうが、崩れている箇所も多くあります。

スニーカーでも問題無いとの情報も見ましたが、やはり登山靴をおススメします。
樹林帯の奥からアオバトの鳴き声が聞こえてきました。
他の登山者がまったくいないので、樹林帯メインの薄暗い登山道はちょっと心細くなる。
こんなふうに開けたら良い感じ!

山頂方面が見えてます。

この辺りは赤土でけっこう滑りやすい。
分岐が現れました。
「 ← 滝」「 → 登山道」と。

時間が無いので、滝は下山時に余裕があれば見に行くことに。
今回の登山、もちろん山頂を目指すのが一番の目的ですが、もう一つ、生きもの観察も楽しみにしていたのです。
本州では見ることのできない生きものがたくさんいてるんでしょうね~
・・と、さっそく。

キノボリトカゲです。
このサキシマキノボリトカゲは宮古、八重山諸島に生息していて準絶滅危惧種となってます。

これがなかなか見つけにくい。
カメレオンのようにその場所に合わせて保護色となるように変化させることができるのです。

鮮やかな黄緑色から木の樹皮のような茶褐色にも。
写真を撮ろうとすると、ササッと樹の後ろ側に逃げます。
そして・・

ヤエヤママルヤスデ!
日本最大種で体長は7~9cmほど。

石垣島、西表島に分布し、絶滅危惧Ⅱ類となってます。

ヤスデなので噛まないけど、よー触らんな~
そしてこれ。

こちらも何とも言えないカラーリング。
アマビコヤスデ属の一種らしいのですが、どこを調べても正式な名前が出てこない。
こちらはリュウキュウマツムシ。

奄美大島以南に生息。
とてもきれいな音色で合唱するそうですよ。
そしてクロイワカワトンボ。

石垣島・西表島の日本特産亜種のカワトンボ。
翅の先は黒く、先端部は白紋があります。
これも世界中で石垣島と西表島にしかいない蝶。

ヤエヤマウラナミジャノメかマサキウラナミジャノメのどちらかですが、たぶん前者。

いずれにせよ珍しい蝶のようですよ。
これはヒメアサギマダラ。


以前は迷蝶だったそうですが、現在は八重山諸島に定着してるそうです。
他にも色んな蝶が飛んでいたのですが、コンデジでは捉えきれませんでした。
あー、なんか珍しいのんがいっぱいいてるなぁ~
野鳥も聞いたことない鳴き声が聞こえてくるし。
アカン、前に進まん。
しばらく歩くと大きな樹が。

ブナ科のイタジイの巨木です。
樹齢は100年、幹回りは4m超。
迫力あるわ。
それにしてもまるでジャングル。

登り口からずっと注意してるのは猛毒のハブ。
夜行性なので大丈夫だとは思うけど、足元が見えないとやはり怖い。

このリュウキュウチクのトンネルは強烈。
足元どころか、前方も見えない。
杖で足元を叩きながら進みましたよ。


さぁ、滑りやすい急登を登りきると電波塔が現れました!

山頂かと思いきや、登山道は再びリュウキュウチクの中へ。

そして遂に!


於茂登岳山頂です!
沖縄県最高峰だー!
といっても標高は525.5m。

それでも山頂からの景色は素晴らしい!
島全体が見渡せます!!

おぉ~ サンゴ礁がめっちゃキレイ!!

今、沖縄県で一番高いところに立ってるのはオレ一人だけだー!
と思ったら感動ものですね~
しばし感動に浸ってから下山です。

杖でハブ除け、そして足腰の負担も軽減してくれます。

少し時間があったので滝に行ってみました。

規模は小さいけど、しっかり水は流れ落ちてましたよ。
そして登山口に無事到着!

杖があって助かりましたよ。
いやぁ~ 強烈に蒸し暑かったけどめっちゃ楽しかった。
とにかくいろんな生きものがいてる。
もっともっとゆっくり時間を掛けて歩きたかったな。
まぁ、なかなか難しいかもしれんけど、dai と yuu を連れてまた登ってみたいなぁ~

駐車場(8:30)⇒登山口(8:35)⇒滝分岐(8:55)⇒イタジイの巨木(9:05)⇒(9:40)山頂(9:55)⇒滝(10:35)⇒駐車場(10:50)
せっかくなので〝仕事〟の写真を数枚・・
海の色が・・

キレイすぎる・・

潜ってみると・・

想像通りの世界・・

ハマクマノミちゃん。

カクレクマノミちゃん(ニモ)。
〝仕事〟です!


快晴の白山(御前峰)へ!
紅葉のほしだ園地へ
金毘羅神社から蓬莱山
青木ヶ原樹海を歩く! ~ 精進湖から大室山へ
歩いてビワイチ(琵琶湖一周)に挑戦! ~ 9日目(最終日)
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