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2017年01月13日

奥伊吹の自然と暮らしぶり

明日から寒波がやってきますね。
また風邪ひかないようにしなければ(^_^;)

さて、昨年バタバタでアップできなかった記事を・・・



2016年11月27日

いきものふれあい室イベント「奥伊吹の自然と暮らしぶり」に参加してきました。

米原から奥伊吹スキー場方面へ・・
道中の紅葉はこの時期としてはまだまだ残ってるほうでとてもキレイでした。
この日のイベントは甲津原という集落で伝統的な暮らしぶりを学びます。

その甲津原の自然や歴史の情報、また都市住民との交流拠点施設となっている甲津原交流センターにやって来ました。

なんとなく朽木いきものふれあいの里センターを思い出させるよなぁ~

まずはセンター内にある売店喫茶麻心(magokoro)で笹麦茶を頂きました。

糖尿病、高血圧の予防か・・
買って帰ろかなぁ~

そしてこちらの「大豆あん入りとち餅」は人気商品だそうですよ。

甲津原のとち餅に湖北地域オリジナルの大豆あんが入ってます。
もちろんゲット。
見た目は白あんですが、食べると大豆の風味が絶品。
とち餅との相性も良い感じです!
売店内は他にも特産のお漬物などがずらりと。

そのお漬物の中のひとつ、伊吹大根のお漬物作りを体験!

右がいわゆる普通の大根、青首大根です。
で、小ぶりなのがこの地方で栽培されてきた伝統野菜の「伊吹大根」です。
見た目から地元では「ねずみ大根」とも呼ばれていたこの大根は辛味が特徴で、そばの薬味や漬物にマッチ!

その伊吹大根の塩漬けを味見!

うん、たしかに辛味があります。
辛味があるからそう感じるのか、大根の味(旨味)が濃いような・・
ウマイっす。
さぁ、大きな漬物樽に漬けます。

酒粕ですね!
子どもたちも漬けてみますが・・

酒粕に触るのを躊躇してます。
大人は芳醇な良い香りに感じるのですが子どもたちには無理みたい・・

さて、この日は残念ながら雨でしたが、交流センターの周りを散策。

今でこそトタン屋根に変わりましたが、甲津原は茅葺屋根の密集した集落でした。
こちらは江戸時代初期に建てられたと言われている農家住居。

甲津原では江戸時代の後期から30数年間に4回の大火があったそうですが、この家はその火災から免れた貴重な農家住居ということで、「奥伊吹ふるさと伝承館」として保存されてます。
住居の中を見学させて頂きました。

囲炉裏は少し小さめでしょうか。
部屋の中には麻織物や道具なども展示されてます。

甲津原では、大麻糸を使った麻織物が昭和50年頃まで作られ、「甲津原の雪袴(ユキバカマ)」と呼ばれてました。2年ほど晒すと布が白くなるそうで、これは甲津原だけの特徴とのこと。甲津原では上着を「テナシ」、カルサンやモモヒキ、タッツケに類するものを「ユキバカマ」と呼ぶそうです。カルサンやタッツケは人前に出るのを遠慮しますが、甲津原のユキバカマは葬儀やオコナイ、村寄りや儀式ごとの正装として用いられていたそうです。

さぁ、ここからが本日のメインイベント!?

ランチタイムです。

奥伊吹の美味いもんがいっぱい詰まったお弁当。
(食アメニティコンテストで農林水産大臣賞を受賞)

ふだんあまり食べることが無いであろう山菜がメインのお弁当を見つめる子どもたち・・(笑)

伊吹大根の塩漬けに伊吹大根の天ぷらも揚げたてを頂きました。

大根の天ぷらって初めて食べたけど、これはいけるわ!
そしてアザミの佃煮と甲津原特産のミョウガの粕漬け。

ミョウガの粕漬けが美味くて・・
売店で買って帰りましたよ。

お弁当を食べながらみんでワイワイ・・
本当に美味しくて楽しいひと時でした。

お土産に伊吹大根を頂きましたよ。

いやぁ~ 奥伊吹の自然と暮らしぶりを堪能できた一日でした!




tenki_2daiyuuおもろかったなーまた行こなiconN04tenki_2