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2011年12月21日

からすま半島の水鳥を観察してみよう ~ 2011

2011年12月18日
琵琶湖博物館イベント「からすま半島の水鳥を観察してみよう」に参加してきました。

このイベント、昨年も参加したのよね~
で、それをきっかけに双眼鏡を購入したり・・
さぁ、今年はたくさん観察できるかな~

朝・・
寒っ!
もう本格的な冬ですな。
この日は第3日曜日。
ということは浜大津こだわり朝市です。

8時半に着いて、沖島漁師の会さんのブースへ。
ねらいは大きなシジミ!
おはようございます!
今日は会長さんはお見かけしませんでした。
シジミ下さい!!
と張り切って言いましたが・・
「もう売り切れたよ~」と。
え~ まだ始まって30分しかたってないのに~
ショック・・・
気を取り直してワカサギの天ぷらを買おうと・・
が、めちゃくちゃ並んでる・・・
いつものメンバーも忙しそうに天ぷらを揚げてます。
結局ワカサギも買えず、みなさんに声も掛けれず・・
しゃあないな・・ また来年来ますね~

今日は佐の富さんで佃煮、そして楽農舎さんで鶏ソーセージをゲット!
そして琵琶湖博物館へ急ぎます!
9時半・・
すでに大勢の方が集まってます。
スタッフ、野鳥の会の方含め約60名。
早速 琵琶湖岸に出ます。

今日は晴れで良い天気なのですが、風が強い!
そのおかげで 湖面もすごい波!
水の色も湖底の土が舞い上がってるのか泥色に濁ってます。

で・・ 水鳥さんは・・・
あまり いないのか??
肉眼で見る限り、ほとんどいない。
昨年は、いっぱい見えたんやけどな。
dai!yuu!双眼鏡で見えるか~?
んー、おるけど あんまり見えへん!
たしかに数は少ないけどいてます。
いてるけど・・ 波に揺られて・・ 波の陰に隠れて・・
といった感じ。

少し場所を変えて、波がいくぶんマシなところは何とかって感じでしょうか。

カルガモ、マガモ、ハシビロガモなど・・・

今日の琵琶湖はやはり風が強く厳しいね。
ということで、陸側へ。
ん~ こっちも少ないな~
いろいろと写真に収めたいのですが・・ 被写体が・・・

あっ!と思ったら シャッターのタイミングが悪かったり・・

おっ!モズや!!と思って撮ったら枝にピントが合ってピンボケやったり・・・
ん~ 少ないシャッターチャンスもことごとく失敗・・・
ま、こんな時もあるさ!
ということで探鳥会は終了。
そしてその探鳥結果を・・
daiyuuは・・ 鳥の種類はすごく少なかった印象でしたが・・
結果は・・ 49種!
そんなにいてたのか・・・
ちなみに昨年は51種。
今回みなさんが特に驚いてたのが、ミコアイサ。
琵琶湖の沖合の方だったので肉眼では厳しかったのですが、
フィールドスコープで見ると納得。
1000羽以上!
確かにスゴイ!!

さて、午後からは琵琶湖博物館内で公演です。
テーマは「アオコをはこぶ水鳥」。
アオコ・・・ 池やダムなどの水が緑色になり、悪臭や毒性のために世界中で問題となっている。

琵琶湖でも冬になるとたくさんのカモなどの水鳥がやってくる。その多くは、ロシアと日本の往復など、長距離の「渡り」を毎年繰り返しています。そしてその時に水鳥は色々なものを体に付けて運んでいます。アオコもその一つ。そのアオコの移動分散に水鳥が関与しているかどうかを調べるため、水鳥の糞や体に付いたものを調べているそうです。

その結果は・・・
・水鳥の糞や体にアオコが含まれていた。
・糞に含まれるアオコは、消化されずに出てくるものがあり、繁殖能力があった。
・水鳥はアオコをお腹に入れて少なくとも300kmは運べるだろう。
・よって、水鳥はアオコを外部分散、内部分散している。

ん~ 今まで水鳥が何かを運んでくる・・ なんて考えたこと無かったけど、
でも考えてみたら水鳥に限ったことではなく、人間の靴の裏や、服にも植物の種やらが付いてくるだろうし、船なんかの貨物と一緒にセアカゴケグモのように色んなものが付いてくるよな。
ん~ なかなか難しい問題かもしれないけど、外来種によって固有種が脅かされるのだけは防ぎたいよね・・・
ちょっと話しがズレたかな・・・

でもホント勉強になりました!
dai と yuu も寝ずにしっかり聞いてました!

この講演や探鳥会について詳しくはこちらの日本野鳥の会滋賀で今日の探鳥会の様子が紹介されてます。





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Posted by daiyuu at 20:38Comments(0)滋賀琵琶湖博物館