
2015年05月15日
四国へ(その2)~石鎚山登山
2015年5月2~5日
瓶ヶ森登山の後・・
石鎚山登山口の土小屋へ向け、再び細いグネグネ道を走ります。
瓶ヶ森までは朝早かったということもあってか、対向車はまったく無かったのですが、ここからはそこそこヒヤッとする場面もあったり・・
さぁ、土小屋ですが・・
おぉ~ 予想通りさすがに多いな。
駐車場はいっぱいのようで、路上駐車の車も多数。
さて困った。
と、スペースを探してると、早朝登山組の方が下りて来られたのか、駐車場が空きました!ラッキ~
さぁ、11:20 出発です。

標高は1492m(いよくに)!
石鎚山の山頂は1982mなので標高差は490mで距離は4.6km。
比較的なだらかなコースでしょうか。
まずは石鎚神社で安全祈願。


出発時間が遅い分、並行する登山者も少な目。
フフフ・・ ねらい通りだぜい!
GWでこの天気ですからね~
鎖場と山頂はかなり混雑すると予想しての時間差スタートは正解でした。
さぁ、すでに瓶ヶ森を2時間歩いてきたので、軽やかに歩けます。
ただし後半はバテるかもね~


ハイキングコースのようななだらかな登山道、周りからはウグイスやヤマガラ、ヒガラの歌声が・・


いやぁ~ かわいいなぁ~


そして新緑まであと一歩という木々の中に、ちょうど見頃となったアケボノツツジのピンクが映えていました。

おっ! さっき登った瓶ヶ森!

山頂付近の笹原が際立ってますなぁ~

さて、しっかりと整備された登山道・・

尾根の南側は陽射しが降り注ぎ、前方には目指す石鎚山が見えてきましたよ。

一方、北側の斜面には、ところどころ残雪が。

そこ危なそうやぞ~ 気、抜くなよ~

そして落石危険箇所が。

このあたりは慎重に歩きました。
雪渓をいくつか越え・・

さぁそして!
成就登山口との合流地点を過ぎ・・

やって来ましたね~ 二の鎖です!
石鎚山と言えばこの鎖場ですよね!!
「試しの鎖(74m)」、「一の鎖(33m)」、「二の鎖(65m)」、「三の鎖(68m)」の4ヶ所。
土小屋コースでは二の鎖と三の鎖にチャレンジできます。
もちろん迂回路もあるので、自信が無ければそちらへ回ることもできます。

さぁ、どうする~?
もちろん事前に鎖場があることは伝えていて、高いトコ苦手な oka は迂回路派。
dai と yuu は、実物を見てからということでしたが・・

おぉ~ なかなかスゴイんちゃう?
ほぼ垂直やな。

滑って落ちたら確実にアウトやな。
「なんか行けそう!」 と、dai 。
「怖そうやけど行ってみよ~」 と、yuu 。
そして oka は・・
「下、見ぃひんかったら大丈夫かな!?」 と。
お、おぉ~ そうやな、下見んかったら行けるで!
と、実際 oto の心の中では・・
『えっ!? うそ・・ 行くの? 大丈夫?』でしたが・・
よし! 4人で登ってみよか!
先頭は oka 、そして oto 、yuu 、dai と続きます。

鎖は普通の鎖と違って分厚くて大きく、かなりしっかりしていてるでほとんど揺れません。
基本的に鎖の丸い部分に足先を入れて登ると思うのですが、登山靴では入り切らないので注意が必要。
そして何ヶ所かは足場の確保が困難なところもありますが、トライアングル状のアブミが設置してあるので、それを利用して進みます。

「つ、次、どこに足置いたらええん!?」 と、oka が超ビビりながら登ります。
いや~ 想像以上の高度感に oto も真剣になりましたよ。
3人に声を掛けながら慎重に!

どう? この高度感!!
正直、oka が心配で心配で・・
ホント、腕の力だけで登るところもあったので、年配の女性は厳しいかも。
あと、高所が苦手な人は絶対に登らない方が良いですね。
登り始めてパニックになったら引き返すのは無理でしょう。
さぁ、なんだかんだ言って無事に登り切りました。
oka、よく頑張りましたよ。
そして引き続き、三の鎖が待ち構えてます!

oka 「さすがにもうええわ~」と。
せやな、迂回路行って山頂で待っといて~
dai と yuu はどうする?
「クサリ 行く!行く! めっちゃおもろい!!」 と。
そう、dai と yuu は平気みたいです。
しかーし、絶対にふざけたらアカンぞ~
間隔あけてゆっくりなぁ~

三の鎖は二の鎖より更に垂直やで・・

落ちたら確実に死ぬな・・

そして・・
良かった~ ホント、無事で・・
さぁ、登り切ったところが弥山(1974m)の山頂です!

迂回路を通ってきた oka ともちょうど合流できました!
いやぁ~ なかなかスリルがあっておもろかったなぁ~
石鎚山・・
天狗岳、弥山、南尖峰の一連の総体山を石鎚山と呼ぶそうです。
よし! では石鎚山最高峰の天狗岳(1982m)行こかぁ~

めっちゃ、とんがってるなぁ~
弥山からはすぐそこの距離ですが・・
まずここから下りの鎖場がちょっと難関。

登って来られる方と譲り合って通過します。
そしてここからは切り立った岩場のルートと、下側を巻くルートがあるようです。
dai と yuu は岩場へ・・


ちょっと端っこへ行って下を覗いてみると・・

ギョエー! ヤバイでこれ!!
す、吸い込まれそう・・
さぁ、そして天狗岳(1982m)の山頂です!

やりましたね~
360度の大展望だ!!
さて、弥山に戻り、頂上山荘でご褒美のジュースです。
dai と yuu はコーラ、oto と oka はポカリ。


4本で1920円。
んー。 なかなかのもんですなぁ~

さぁ、山頂からの景色をのんびり楽しんで・・

さて、そろそろ下山です。
もちろん鎖場ではなく迂回路で。

迂回路は完璧に整備されてますなぁ~
左側通行でスムーズ!

・・やけど、落ちるなよ~
さぁ、さすがにバテてきたで~
寝不足やし・・ 今日2座目やし・・ 何よりも鎖場の緊張が一番でしたかね~
そして戻ってきましたよ~

17時・・
駐車場の車もだいぶ減りましたね。
いやぁ~ 西日本最高峰の100名山!
スリル満点でしたね~

≪コースタイム≫
土小屋(11:20)⇒二の鎖小屋(13:05)⇒三の鎖(13:40)⇒弥山(13:50)
弥山(15:00)⇒土小屋(16:50)
その3へつづく
その1へもどる
daiyuu
瓶ヶ森登山の後・・
石鎚山登山口の土小屋へ向け、再び細いグネグネ道を走ります。
瓶ヶ森までは朝早かったということもあってか、対向車はまったく無かったのですが、ここからはそこそこヒヤッとする場面もあったり・・
さぁ、土小屋ですが・・
おぉ~ 予想通りさすがに多いな。
駐車場はいっぱいのようで、路上駐車の車も多数。
さて困った。
と、スペースを探してると、早朝登山組の方が下りて来られたのか、駐車場が空きました!ラッキ~
さぁ、11:20 出発です。

標高は1492m(いよくに)!
石鎚山の山頂は1982mなので標高差は490mで距離は4.6km。
比較的なだらかなコースでしょうか。
まずは石鎚神社で安全祈願。


出発時間が遅い分、並行する登山者も少な目。
フフフ・・ ねらい通りだぜい!
GWでこの天気ですからね~
鎖場と山頂はかなり混雑すると予想しての時間差スタートは正解でした。
さぁ、すでに瓶ヶ森を2時間歩いてきたので、軽やかに歩けます。
ただし後半はバテるかもね~


ハイキングコースのようななだらかな登山道、周りからはウグイスやヤマガラ、ヒガラの歌声が・・


いやぁ~ かわいいなぁ~


そして新緑まであと一歩という木々の中に、ちょうど見頃となったアケボノツツジのピンクが映えていました。

おっ! さっき登った瓶ヶ森!

山頂付近の笹原が際立ってますなぁ~

さて、しっかりと整備された登山道・・

尾根の南側は陽射しが降り注ぎ、前方には目指す石鎚山が見えてきましたよ。

一方、北側の斜面には、ところどころ残雪が。

そこ危なそうやぞ~ 気、抜くなよ~

そして落石危険箇所が。

このあたりは慎重に歩きました。
雪渓をいくつか越え・・

さぁそして!
成就登山口との合流地点を過ぎ・・

やって来ましたね~ 二の鎖です!
石鎚山と言えばこの鎖場ですよね!!
「試しの鎖(74m)」、「一の鎖(33m)」、「二の鎖(65m)」、「三の鎖(68m)」の4ヶ所。
土小屋コースでは二の鎖と三の鎖にチャレンジできます。
もちろん迂回路もあるので、自信が無ければそちらへ回ることもできます。

さぁ、どうする~?
もちろん事前に鎖場があることは伝えていて、高いトコ苦手な oka は迂回路派。
dai と yuu は、実物を見てからということでしたが・・

おぉ~ なかなかスゴイんちゃう?
ほぼ垂直やな。

滑って落ちたら確実にアウトやな。
「なんか行けそう!」 と、dai 。
「怖そうやけど行ってみよ~」 と、yuu 。
そして oka は・・
「下、見ぃひんかったら大丈夫かな!?」 と。
お、おぉ~ そうやな、下見んかったら行けるで!
と、実際 oto の心の中では・・
『えっ!? うそ・・ 行くの? 大丈夫?』でしたが・・
よし! 4人で登ってみよか!
先頭は oka 、そして oto 、yuu 、dai と続きます。

鎖は普通の鎖と違って分厚くて大きく、かなりしっかりしていてるでほとんど揺れません。
基本的に鎖の丸い部分に足先を入れて登ると思うのですが、登山靴では入り切らないので注意が必要。
そして何ヶ所かは足場の確保が困難なところもありますが、トライアングル状のアブミが設置してあるので、それを利用して進みます。

「つ、次、どこに足置いたらええん!?」 と、oka が超ビビりながら登ります。
いや~ 想像以上の高度感に oto も真剣になりましたよ。
3人に声を掛けながら慎重に!

どう? この高度感!!
正直、oka が心配で心配で・・
ホント、腕の力だけで登るところもあったので、年配の女性は厳しいかも。
あと、高所が苦手な人は絶対に登らない方が良いですね。
登り始めてパニックになったら引き返すのは無理でしょう。
さぁ、なんだかんだ言って無事に登り切りました。
oka、よく頑張りましたよ。
そして引き続き、三の鎖が待ち構えてます!

oka 「さすがにもうええわ~」と。
せやな、迂回路行って山頂で待っといて~
dai と yuu はどうする?
「クサリ 行く!行く! めっちゃおもろい!!」 と。
そう、dai と yuu は平気みたいです。
しかーし、絶対にふざけたらアカンぞ~
間隔あけてゆっくりなぁ~

三の鎖は二の鎖より更に垂直やで・・

落ちたら確実に死ぬな・・

そして・・
良かった~ ホント、無事で・・
さぁ、登り切ったところが弥山(1974m)の山頂です!

迂回路を通ってきた oka ともちょうど合流できました!
いやぁ~ なかなかスリルがあっておもろかったなぁ~
石鎚山・・
天狗岳、弥山、南尖峰の一連の総体山を石鎚山と呼ぶそうです。
よし! では石鎚山最高峰の天狗岳(1982m)行こかぁ~

めっちゃ、とんがってるなぁ~
弥山からはすぐそこの距離ですが・・
まずここから下りの鎖場がちょっと難関。

登って来られる方と譲り合って通過します。
そしてここからは切り立った岩場のルートと、下側を巻くルートがあるようです。
dai と yuu は岩場へ・・


ちょっと端っこへ行って下を覗いてみると・・

ギョエー! ヤバイでこれ!!
す、吸い込まれそう・・
さぁ、そして天狗岳(1982m)の山頂です!

やりましたね~
360度の大展望だ!!
さて、弥山に戻り、頂上山荘でご褒美のジュースです。
dai と yuu はコーラ、oto と oka はポカリ。


4本で1920円。
んー。 なかなかのもんですなぁ~

さぁ、山頂からの景色をのんびり楽しんで・・

さて、そろそろ下山です。
もちろん鎖場ではなく迂回路で。

迂回路は完璧に整備されてますなぁ~
左側通行でスムーズ!

・・やけど、落ちるなよ~
さぁ、さすがにバテてきたで~
寝不足やし・・ 今日2座目やし・・ 何よりも鎖場の緊張が一番でしたかね~
そして戻ってきましたよ~

17時・・
駐車場の車もだいぶ減りましたね。
いやぁ~ 西日本最高峰の100名山!
スリル満点でしたね~

≪コースタイム≫
土小屋(11:20)⇒二の鎖小屋(13:05)⇒三の鎖(13:40)⇒弥山(13:50)
弥山(15:00)⇒土小屋(16:50)
その3へつづく
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