2011年03月07日
沖島~獅子舞
2011年3月5日 びわ湖に浮かぶ沖島へ行ってきました。
発端となったのは・・・
2月20日の浜大津こだわり朝市で沖島漁師の会さんから買った子持ちワカサギと大粒のシジミ。
特にワカサギはdai も美味しかったようでバクバクと食べてました。
その子持ちワカサギ、普段は一体どこで買えるのだろうかと調べたけど見つからず。
先週、高島の湖魚屋さん2軒へ行くも朝市で売ってたようなのとはちょっと違ったりで・・・
じゃあ、沖島漁師の会に直接聞くしかない!ということでまずは朝市の運営委員会へ連絡してみると、沖島漁師の会の会長を紹介して頂きました。
早速、電話して聞いてみると・・・ やはり直売は朝市のみとのこと。
鮮魚ではなく佃煮や鮒鮨などは通販してますと。
そうなんかぁ・・・ とあきらめモードで、沖島に行けば買えますか?と聞くと
それは構いませんよ~と。よし!じゃあ行ってみるか!一度訪れてみたいなぁとも思ってたし。
先週まで春のような日が続いてたのに今週はまた冬に逆戻りで比良山系も雪が増えたようです。


堀切港には島民用の駐車場しかなく観光客用の駐車スペースがありませんでした。
仕方なく路肩へ・・・


乗船場へ行くと漁から戻った漁師さんが忙しそうにしてました。ニゴロブナ、ワカサギ、スジエビなど大漁!すぐそばにはネコちゃん、空にはトンビとカモメ、湖には水鳥がおこぼれを狙ってます。


この通船、2009年に新型が導入されたようで乗船時間は約10分。以前まで片道400円が500円になってました。料金は船の中で支払い。子どもは無料?でした。


あっという間に沖島着!港は漁船でいっぱい!湖の港じゃないみたいやなぁ。
それにしても今日は風も無く良い天気。きっと豊漁では!?


早速、会長さんに連絡。ちょうど漁から戻って来たとこみたいで、漁船から降りて来られました。
『こんにちわ~』 優しそうなおじさんです。
色々と話しをしながら会長さんのお宅へ。迷路のような細い路地を行きます。


ワカサギとシジミは別の漁師さんが用意してくれるのでそれまでウチで待っててと、琵琶湖博物館に展示されてるようなすごく歴史を感じるお宅へ。


お茶でもどうぞと奥さまがカラフルなお菓子を。「サト豆」というらしく、あられを砂糖でコーティングしたようなお菓子。『今日は獅子舞なので・・・』 どうやら今日は島の年中行事の一つ「獅子舞」の日にあたってるそうです。その行事に欠かせないのがこのサト豆とのこと。
dai!yuu!せっかく来てんから獅子舞見て帰ろか!!
yuu;『こわい~』 なんでやねん・・・


しばらくして、「ワカサギの漁師」さんが迎えに来てくれました。会長さんにお礼を言い、再び漁港へ。
漁港へ着くと船から降ろされたばかりのワカサギとシジミが。うわっ!これや!!目の前には朝市の時と同じプリップリの子持ちワカサギが。シジミもまたデカイ!!
漁師の奥さんが、佃煮とかはいらんの?ええのん作ってはるとこあるよ!と。
そう聞いたら行くしかないでしょう!!
今度は奥さんと一緒に ”迷路” を歩きながら「佃煮の人」宅へ。


出てきたのは「小鮎山椒の若煮」と「えび豆」、このえび豆は「腰が曲がるまでマメに暮らせますように・・・」とのことからだそうです。
『味見してみ』 うわっ!おいしー!
『お店で売ってるのは色んなモン入ってるけどこれは入ってない』
んー、確かにそんな感じするするー!
ものすごく安くしてくれたので、ついでに鮒鮨も買っちゃった~。


すると「ワカサギ漁師の奥さん」がウチに鮎の昆布巻きあるからおいでと。
またまた ”迷路” を歩きます。


『どうぞ~』と言われ恐縮しながら立派な雛壇があるお宅の中へ。ちょうど、漁師さんの息子さんご夫妻と3歳くらいのかわいい女の子が「獅子舞」ということもあって実家へ遊びに来てるとこでした。こちらでもあの「サト豆」を頂き、また沖島で昔から作られている「かきもち」までも。そして鮎の昆布巻き。こんなにしていただいていいのかな~。
息子さんは沖島で生まれ育ったそうですが現在は「本土」で生活されてます。『学生の頃、大阪の江坂まで毎日通ってたんですよ~』 ええっ!?それはすごいなぁ。船、バス、電車・・・。沖島のことが気掛かりだけどやはり不便なので・・・ 若い人が少なく、20年後の沖島が心配です・・・ などなど、島を思う気持ちと現実との葛藤があるようでした。たしかにコンビニはもちろん、スーパーや商店は無く、交番、消防署、病院も無さそうやもんなぁ。車は1台も無し、バイクは宅配用のスクーターが1台のみ。移動は徒歩か3輪自転車。もちろん信号なんてありません。これを不便と感じてしまうなら島から出て行かなければいけないのでしょうね・・・。
さて、獅子舞がもう始まってるようなので ”広場” へ向かいます。


お年寄りが多いですが、みんなすごく健康そう!
dai、yuuも獅子舞に興味津々。余興も面白おかしく時間が経つのを忘れてしまいそう。
dai!yuu!漁港へ鮒鮨のウロコ取り作業見に行こうや!『え~、もっと獅子舞見る~』 なんや怖い言うとったくせに。


漁港へ行く途中、「佃煮の奥さん」と「ワカサギの奥さん」に会いました。3輪自転車のカゴには、エラやウロコ取り作業を終えたニゴロブナが。
『まだ向こうで作業してるから見ておいで~』と。


ん~、これは手間隙かかるよなぁ。すべて手作業やねんから鮒鮨って高いはずやわ。


さて、16時の船の時間まであと30分。本当は沖島資料館、沖島小学校、お寺や神社など色々と観光したかったけど今回は無理やね。


ということで最後に島の裏側へ行ってみよか。例の細い ”迷路” を抜けると・・・
高島方面を望めました。
びわ湖の水もとてもきれい。
静かな島時間。
なんとなくいつもの湖東(本土)側から見るのと違う景色に映るよなぁ、
そう思わへん?dai、yuu。


家に帰って・・・
うひょー、うまそー!!


このシジミ、アサリよりでかいよなぁ。


えび豆と小鮎の山椒若煮。日本酒によく合うね~。
そして、お土産にもらった鮎の昆布巻き。最高ですやん!!

はぁ、なんだか今日はとても遠い国へ行ってきたような不思議な一日やったな!
dai、yuu!おもろかったなー。また行こな
発端となったのは・・・
2月20日の浜大津こだわり朝市で沖島漁師の会さんから買った子持ちワカサギと大粒のシジミ。
特にワカサギはdai も美味しかったようでバクバクと食べてました。
その子持ちワカサギ、普段は一体どこで買えるのだろうかと調べたけど見つからず。
先週、高島の湖魚屋さん2軒へ行くも朝市で売ってたようなのとはちょっと違ったりで・・・
じゃあ、沖島漁師の会に直接聞くしかない!ということでまずは朝市の運営委員会へ連絡してみると、沖島漁師の会の会長を紹介して頂きました。
早速、電話して聞いてみると・・・ やはり直売は朝市のみとのこと。
鮮魚ではなく佃煮や鮒鮨などは通販してますと。
そうなんかぁ・・・ とあきらめモードで、沖島に行けば買えますか?と聞くと
それは構いませんよ~と。よし!じゃあ行ってみるか!一度訪れてみたいなぁとも思ってたし。
先週まで春のような日が続いてたのに今週はまた冬に逆戻りで比良山系も雪が増えたようです。


堀切港には島民用の駐車場しかなく観光客用の駐車スペースがありませんでした。
仕方なく路肩へ・・・


乗船場へ行くと漁から戻った漁師さんが忙しそうにしてました。ニゴロブナ、ワカサギ、スジエビなど大漁!すぐそばにはネコちゃん、空にはトンビとカモメ、湖には水鳥がおこぼれを狙ってます。


この通船、2009年に新型が導入されたようで乗船時間は約10分。以前まで片道400円が500円になってました。料金は船の中で支払い。子どもは無料?でした。


あっという間に沖島着!港は漁船でいっぱい!湖の港じゃないみたいやなぁ。
それにしても今日は風も無く良い天気。きっと豊漁では!?


早速、会長さんに連絡。ちょうど漁から戻って来たとこみたいで、漁船から降りて来られました。
『こんにちわ~』 優しそうなおじさんです。
色々と話しをしながら会長さんのお宅へ。迷路のような細い路地を行きます。


ワカサギとシジミは別の漁師さんが用意してくれるのでそれまでウチで待っててと、琵琶湖博物館に展示されてるようなすごく歴史を感じるお宅へ。


お茶でもどうぞと奥さまがカラフルなお菓子を。「サト豆」というらしく、あられを砂糖でコーティングしたようなお菓子。『今日は獅子舞なので・・・』 どうやら今日は島の年中行事の一つ「獅子舞」の日にあたってるそうです。その行事に欠かせないのがこのサト豆とのこと。
dai!yuu!せっかく来てんから獅子舞見て帰ろか!!
yuu;『こわい~』 なんでやねん・・・


しばらくして、「ワカサギの漁師」さんが迎えに来てくれました。会長さんにお礼を言い、再び漁港へ。
漁港へ着くと船から降ろされたばかりのワカサギとシジミが。うわっ!これや!!目の前には朝市の時と同じプリップリの子持ちワカサギが。シジミもまたデカイ!!
漁師の奥さんが、佃煮とかはいらんの?ええのん作ってはるとこあるよ!と。
そう聞いたら行くしかないでしょう!!
今度は奥さんと一緒に ”迷路” を歩きながら「佃煮の人」宅へ。


出てきたのは「小鮎山椒の若煮」と「えび豆」、このえび豆は「腰が曲がるまでマメに暮らせますように・・・」とのことからだそうです。
『味見してみ』 うわっ!おいしー!
『お店で売ってるのは色んなモン入ってるけどこれは入ってない』
んー、確かにそんな感じするするー!
ものすごく安くしてくれたので、ついでに鮒鮨も買っちゃった~。


すると「ワカサギ漁師の奥さん」がウチに鮎の昆布巻きあるからおいでと。
またまた ”迷路” を歩きます。


『どうぞ~』と言われ恐縮しながら立派な雛壇があるお宅の中へ。ちょうど、漁師さんの息子さんご夫妻と3歳くらいのかわいい女の子が「獅子舞」ということもあって実家へ遊びに来てるとこでした。こちらでもあの「サト豆」を頂き、また沖島で昔から作られている「かきもち」までも。そして鮎の昆布巻き。こんなにしていただいていいのかな~。

さて、獅子舞がもう始まってるようなので ”広場” へ向かいます。


お年寄りが多いですが、みんなすごく健康そう!
dai、yuuも獅子舞に興味津々。余興も面白おかしく時間が経つのを忘れてしまいそう。
dai!yuu!漁港へ鮒鮨のウロコ取り作業見に行こうや!『え~、もっと獅子舞見る~』 なんや怖い言うとったくせに。


漁港へ行く途中、「佃煮の奥さん」と「ワカサギの奥さん」に会いました。3輪自転車のカゴには、エラやウロコ取り作業を終えたニゴロブナが。
『まだ向こうで作業してるから見ておいで~』と。


ん~、これは手間隙かかるよなぁ。すべて手作業やねんから鮒鮨って高いはずやわ。


さて、16時の船の時間まであと30分。本当は沖島資料館、沖島小学校、お寺や神社など色々と観光したかったけど今回は無理やね。


ということで最後に島の裏側へ行ってみよか。例の細い ”迷路” を抜けると・・・
高島方面を望めました。
びわ湖の水もとてもきれい。
静かな島時間。
なんとなくいつもの湖東(本土)側から見るのと違う景色に映るよなぁ、
そう思わへん?dai、yuu。


家に帰って・・・
うひょー、うまそー!!


このシジミ、アサリよりでかいよなぁ。


えび豆と小鮎の山椒若煮。日本酒によく合うね~。
そして、お土産にもらった鮎の昆布巻き。最高ですやん!!

はぁ、なんだか今日はとても遠い国へ行ってきたような不思議な一日やったな!
dai、yuu!おもろかったなー。また行こな

タイムカプセルOPEN DAY
「徳山鮓」さんで極上のランチ!
野生獣のいのちをいただく感謝の集い
金毘羅神社から蓬莱山
朽木の森の発酵カフェ「ロータスリーフ」さん
歩いてビワイチ(琵琶湖一周)に挑戦! ~ 9日目(最終日)
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Posted by daiyuu at 21:52│Comments(0)
│滋賀
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