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2014年07月30日

森と湿原の生き物達 ~ 山門水源

2014年7月20日

いきものふれあい室イベント「森と湿原の生き物達」に参加してきました。

いよいよ、本格的に「いきものふれあい室」が動き出しまたよ!
7月8月は夏休み企画ということで、たくさんのイベントを予定されてます。
我が家も可能な限り参加させて頂こうかと。

そしてこの日は山門水源へ。

山門水源の森・・ 以下、「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」のHPより。

かってゴルフ場予定地として開発の危機にさらされていましたが、その後バブルの崩壊によりこの計画は消えました。その後この土地は、平成8年滋賀県が買収し公有化し、保安林に指定しました。その後広く県民が訪れやすいように、ハイキングコースが設置されたり、山門湿原のまわりに木柵や展望台が設置され、公開へ向けての事業が進められてきました。この森一帯は平成7年に林野庁の「日本水源の森100選」に選ばれています。

『森と湿原が奏でる3つのハーモニー』
1.この森は、ブナ林・ミズナラ林・アカガシ林・コナラ林・アカマツ林・スギ・ヒノキ林の多様な林で構成されています。暖帯のアカガシ林と温帯のブナ林が隣接しており大変珍しい森です。
2.森の中心に山門湿原があり、ここは近畿でも珍しい高層湿原で貴重な植物が残っています。
3.この森は、生物の多様性に富むビオトープの里山です。


知らんかった・・ こんなとこがあるなんて。
ということで、西浅井町永原から大浦川沿いの県道を北へ。
雰囲気のとても良い里山を越え、しばらく行ったところに駐車場がありました。

この日の参加者は daiyuu ファミリー含めて8名。そしてスタッフ2名です。
まずは「森の楽舎(まなびや)」へ向かいます。

その入り口では外部からの植物を侵入させないために靴の裏を水で洗ってから入山です。

そして本日、水源の森を案内してくださる藤本さんによる講義です。

・山門水源の森は滋賀県と福井県の県境にあり、冬季は日本海からの卓越風、夏季は伊勢湾からの卓越風の影響を受け、日本列島の南北両域の生物の接点になっている。
・その影響が如実に現れているのが尾根の北側にブナ・ミズナラ林が、南側に暖地性のアカガシ林が分布している。
・降雪量の影響により、森の過去10年間の年平均降水量は2700mm前後で大津の1400mmに比べ著しく多いこと。
・この森は、1960年代まで薪炭林として利用されていたこと。
・森の中央部に湿原があり、植生の違いから南部・中央・北部湿原と区分している。
・南部湿原は流入する沢が無いため高層湿原に、北部は沢と一緒に土砂が流れ込む低層湿原、中央はその中間で中間湿原とのこと。
・この湿原はボーリング調査によると、2.5万年前に九州から飛んできた「姶良火山灰」が含まれていたため、およそ3万年前には誕生していた。

などなど、その他色々と熱心に解説してくださいました。
藤本さんをはじめ、「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」の方々は、この自然豊かな森の生物多様性を保全する活動をされてます。

さぁ、たっぷりと知識を得て・・
実際に森へと歩きます。
まずは、「森の楽舎」の前にある「付属湿地」を観察。

山門湿原は保全のため、調査や作業時以外は立ち入ることができないため、湿原のミニチュア版を忠実に作り、間近で観察できるようにしたものだそうです。
しかも、実際の湿原では絶滅に瀕している種のストック場所、希少植物の増殖実験の場でもあるとのこと。

大浦川の源流となっている沢道を・・

そして、しばらく行くと炭窯跡に到着です。

この炭窯跡は当時を再現したもの。
さぁ、ここでお昼ご飯。

早朝は雨が降っていたのですが、観察会が始まる頃にはやみ、そして今は太陽が見えています。
蒸し暑くなるかなぁと思いきや、ぜーんぜん。
心地よい風が湿原を吹きぬけてきますよ。

昼食後、まずは北部湿原へ。

いや~ きれいなぁ~
しかもホント、風が気持ちイイ!

そして中央湿原。

最後に高層湿原の南部湿原。

どの湿原もシカによる食害がひどいため、ネットの設置等、苦慮しているそうです・・

風に揺れて、樹の葉が鳴ってるなぁと思いきや、ヤマナラシやん。
朽木いきものふれあいの里、タイムカプセルの目印の樹ですな!! 

さぁ、この日は湿原内の作業道も観察です!

北部湿原に来ると、確かに土砂が多い・・

この土砂を上げるのが大変だそうです。 確かに・・

 ↑ マンネンタケ                     ↑ コイヌノエフデ(カエンタケかと思ったよ)

さぁ、湿原をはなれ尾根に向かいます。

こちらもキノコがたくさん!

イグチ科のキノコ?

 ↑ アカヤマドリ?                    ↑ ツルタケ?(キノコはよう分からん)

 ↑ アンズタケ                      ↑ ホウノキの実から発生するホソツクシタケ

 ↑ なんやろ?                      ↑ ツリガネタケ

獣害ネットでこんなにも違うんだ・・

あらためてシカによる食害の影響の大きさが分かるよな・・

ここは、意図的に伐採を行い、森林の若返りを調査する試験地とのこと。

さぁ、中央湿原が望める「小窓」へやってきました。

いや~ ホンマええとこやなぁ~

この日は時間の関係で、ホントごく一部しか観察できませんでしたが、なかなか広いんですよ。

今度は約4時間の「ブナの森コース」を歩きたいなぁ~

山門水源の森・・
daiyuu にとってはまた新たな発見でした。
こんなにも、いきもの豊富なところがあったなんて・・
四季を通じて楽しめそうですよ!

まずは秋の紅葉の季節に是非とも訪れたいですね!





tenki_2daiyuuおもろかったなーまた行こなiconN04tenki_2